「卵は洗っちゃダメ?」──きれい好きがやりがちな落とし穴とは | 最高級卵「紀の夢たまご」公式通販サイト|株式会社あなたに・ありがとう

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2025/04/09 13:00

卵を買ってきてパックを開けると、あれ?何か汚れてる気がする。コロナも心配だし…とつい洗いたくなる人もいるのでは。

殻にうっすらついた汚れを見て、「これ冷蔵庫に入れて大丈夫かな?」なんて思ってしまうのは、きっと私だけじゃないはず。

でも実はこれ、やってはいけない習慣のひとつです。

卵は“洗ってはいけない”って、本当?

答えは本当。

卵の殻には「クチクラ」と呼ばれる薄い膜上の天然のバリアがあり、外から雑菌が入り込むのを防いでくれています。ところが、水で洗ってしまうとこのバリアが落ちてしまい、

逆に菌が入りやすくなってしまう。つまり、きれいにしたつもりが、かえって卵の寿命を縮める結果になってしまうんです。

市販の卵はすでに“洗われている”

日本の卵は、出荷時にすでに洗浄・殺菌済み。農場から出荷される前に専用の機械で洗われているので、わざわざ家庭で洗う必要はなし!むしろ洗わない方が安全。「でも、ちょっと汚れてるのが気になる…」という時は、乾いた布やキッチンペーパーで軽くふくのがおすすめです。

卵を洗うときは“使う直前”に

それでも心配だし、子どもも食べるし…というあなたは、加熱調理の直前に洗うようにするのがコツ。調理してすぐ食べるなら、バリアがなくてもリスクは少ないですよね。くれぐれも、洗ってから保存するのはNG。菌が入りやすい状態で冷蔵保存してしまうことになってしまいます。

心配性のお母さんから「卵って洗った方がよくない?」と聞かれても、

「洗っちゃうとね、逆に雑菌が入っちゃうの。あの殻って、実はすごいのよ」と教えてあげてください。みんなが食べる卵の安全を守るのは、家族の安全を守ること。ひいては家族愛にも繋がります。

まとめ:卵を洗ってはいけない理由

・卵の殻には天然のバリア「クチクラ」がある
・水洗いするとバリアが落ちて雑菌が入りやすくなる
・日本の卵はすでに出荷前に洗浄済み
・汚れが気になる場合は、乾いた布で軽くふく程度に
・どうしても洗いたいときは、調理の直前に

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